酒米から選ぶ 山田錦 酒造りに向いている「酒造好適米」の中でも米粒が大きく雑味になるたんぱく質の割合が少ないなどの特徴があり、酒米の王様と呼ばれています。生産の8割を兵庫県産が占めています。山田錦を原料米とした日本酒は一般的には香りがよく、きめの細かさ、まろやかさ、旨味があるお酒に仕上がるといわれています。 五百万石 新潟県で生まれ、現地での生産が五百万石を突破したことを記念して命名されました。日本一の作付け面積(植えられている面積)があり、山田錦と並んで広く全国に普及している酒米です。五百万石で造った日本酒は一般的には端麗辛口でスッキリした味わいになります。 強力 鳥取県で生まれ、かつては鳥取を代表する酒米として全国に普及していましたが、栽培が非常に困難で、40年余りの間、造られていませんでした。それを、地元の酒蔵・農家のみなさんの情熱によって平成に入って復活を遂げいまは『強力をはぐくむ会』によってその品質等を守られています。当蔵だけではなく、鳥取県内の酒造家にとってとても大切な酒米です。